経済学批判
『経済学批判』(けいざいがくひはん,”Zur Kritik der Politischen Ökonomie”,1859年)はカール・マルクスの著作であり、経済学が用いている経済的カテゴリーを批判することをつうじて、資本主義経済のシステムを批判することを目的としている。
この本の「序言」によると、資本主義経済のシステムを資本・土地所有・賃労働・国家・外国貿易・世界市場の順序で考察することになっていた。そのうち公刊されたのは、第1部「資本について」のうちの最初の2章、商品と商品流通(から生じる貨幣の諸機能)についてだけである。続きは上の計画をもとに分冊形式で出す予定だったが、1867年に『資本論』(副題に「経済学批判」)の形で出ることになった。『資本論』では最初の章に『経済学批判』の内容が要約され、また叙述が改善されているとマルクスは言っている。
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